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숲의 마다가스카르 비행
2019.10.01
당시의 마다가스카르에서는 외국인이 개인으로 여행하는 경우는 드물었다. "어디에서 왔어" "어디로 가라" "배가 줄어들지 않았나".
首都のアンタナナリヴを出て、西に向かうほどに、文明の進歩が止まっているような村が現われた。住民の家の壁は、サトウキビの皮やわらを材料にして建てられていた。家の中には、小さな炊事用のかまどがあった。家に床はない。剥き出しの地面に、ゴザを敷いて生活をしていた。電気はなく、日が沈むと、すべては暗闇に消えた。
二ヵ月におよぶ旅の末、僕らは念願のムルンダヴァのバオバブの森に到達した。そしてバオバブを見上げ、野宿することに成功した。野宿した結果、わかってはいたが蚊の猛攻にあい、僕はマラリアを発症し、相棒はアメーバ赤痢になるという落ちがついた。
少々前置きが長くなったが、空を活動の舞台としたときから、僕はマダガスカルを飛ぶと決めていたのだ。かつて見たバオバブの森は、どんな空間に存在していたのか。一一年の歳月が経ち、僕は空からマダガスカルを望む旅にでた。二〇〇八年四月のことだった。
십일년 만의 무룬다바. 큰 변화는 없었다. 찾거나 시장에 발을 들고 사카이라는 고추 소스를 손에 넣거나 마다가스카르와의 거리감을 줄이려고 하는 자신이 있었다.
日が昇ると、大地は一気に温められた。大地から発生する上昇気流は、瞬く間に空で雲となった。グングンと大きくなる雲は、強烈なスコールをもたらす。赤道に近い、この国ならではの大気の流れを知った。安定して飛べる時間は限られていた。
土地勘があるとはいえ、フライト直前は気持ちが張り詰めた。「自分でコントロールできることは、すべてやった」と、思い切れるかどうかが大切だった。気持ちが決まり、顔を上げると、あたりには三〇〇人ほどの村人が集まっていた。エンジン音を聞きつけ、やって来たようだ。
실시간 바카라 사이트으로 이륙. 날아가 보이는 것은 어디까지나 어디까지나 계속되는 바오밥의 숲이었다.
一九九七年当時、僕らはこれほどスケールの大きな空間を旅していたのか……。愕然とさせられた。野宿した場所にも近づいてみる。すると、あたりにはいくつもの沼があった。蚊の猛攻を受けた理由が、今になって分かった。バオバブの森の上で、高く、大きく、三六〇度の旋回を始めた。すると、大きな緑の地上絵が見えてきた。これはプランテーションか? 目を疑った。
大きな大きな緑のサークルが、ドンドンドンと、斑点のように大地に描かれている。その一つを横切るのに、二分かかった。モーターパラグライダーは時速三〇キロ。一分間に五〇〇メートル進む。一つのサークルは、直径およそ一キロもある巨大な円だと分かった。離陸した場所から推測するに、サークルで栽培されている緑はサトウキビに違いない。
裏切られたような衝撃だった。どうして、バオバブの森の中にプランテーションがあるのか。目に映るのは、緑の地上絵に追いやられたバオバブの森の現状だった。
かつてムルンダヴァの近郊には、深いバオバブの森が広がっていたが、その後、農地開発のためにほとんどが伐採されたという。プランテーションの経営は中国人が行なっていた。地元のマダガスカル人を多く雇用し、地域貢献しているという。これが現実だった。ただ、二〇〇七年になって、残ったバオバブを保護することが決まった、と聞けた。
자신의 자아인가? 여행한 공간은 영원히 미화하고 싶은 것인가.
地球が内包する空間は、想像も及ばぬスケールで横たわっている、と信じている。しかし、一つひとつの空間は、想像以上に、人による浸食と隣り合って成立しているのかもしれない。
기록하는 사람으로
(협력 TV 아사히 '하늘에서 본 지구')
1974년 도쿄도 출생. 교토부 기쓰가와시 거주.
주된 활동에 '맥켄지 하천 비행', '하늘의 여행자 단풍열도를 날아다니는 등이 있어 여행과 모터 패러글라이더에 의한 공중 촬영을 축으로 작가 활동을 실시하고 있다.
사진=혼마 노부히코